無人島のユルリ島、乗船後まもなく海面スレスレを海鳥たちが飛んでいきます。
先月、秋めいてきた北海道根室落石で無人島クルーズに乗船してきました。
北海道の東側に位置する根室市は、日本で一番早い日の出が見られる場所として知られており、
またサンマの水揚げでは日本一を誇る有名な港町でもあります。
今回は根室半島の太平洋側に位置する落石漁港から、漁協組合関係者の漁船に乗船させてもらい、
近海に浮かぶ無人島、ユルリ・モユルリ島を目差してクルージングをしてきました。
ユルリ・モユルリ島は、根室半島太平洋側の沖合い7.5キロに浮かぶ小さな無人島です。
アイヌ語で「鵜の居る島」といわれるこの二つの島には、多くの海鳥が生息しており、
なかでも絶滅が心配されているエトピリカやチシマウガラスなどの繁殖地ともなっています。
島の断崖には、名前の由来にもなっているたくさんのウミウ(鵜)たちが暮らしています。
船上デッキの上はとても揺れましたが、皆さん楽しみながら海島を探していました。
揺れる船上にもかかわらず、海鳥調査のため、皆さん必死になりながら双眼鏡で鳥たちを探しました。
お天気はとてもよかったのですが、島に近づくにつれ波が高くなり、
海水をかぶりながらも必死に鳥たちを探した結果、この時季にしては珍しいほど
たくさんの海鳥たちを確認することができました。
乗船していた皆さんも、素晴らしい島の景観や大海原を飛び交う鳥たちの姿に大喜びでした。
私は4月にも乗船させて頂いたのですが、今回特に印象的だったのがユルリ島の浜近くで、
落石昆布をとる漁師さんたちの姿でした。
私たちが乗っている漁船よりもはるかに小さい、小型漁船の先端部分に身を寄りだしながら、
大きな竿をもって水中の昆布をとっている漁の光景は、まさに北の海を象徴するものでした。
日焼けした額に白い手ぬぐいを巻きながら、獲れた昆布をいち早く干すために、
漁船に仁王立ちにりながら、颯爽と猛スピードで漁港に帰ってくる漁師の逞しい姿が忘れられません。
また、落石漁港に隣接するエトピり館では、浜のお母さんたちが、地元でとれた豊富な魚介類を使った
美味しい手料理でもてなしてくれました。
来年の春には、一般のお客様にも乗船できる落石クルーズが運行される予定と聞いていますので、
こちらにお越しのさいには是非乗船してみてはいかがでしょうか。
素敵な海が見れて、美味しい手料理が味わえる、これだけでも大満足ですよ!
落石漁港に隣接するエトピリ館、地元の魚介類を使った美味しい料理でもてなしてくれます。








